2010年9月28日火曜日

オカヤドカリ





















もうイイかげんにして!と言われないうちに。
今日は久米島最終回。

〆はオカヤドカリです。

夜に懐中電灯を持って浜に出てみると、、、、、、、、、、。

いる、イル、いる、オカヤドカリ。

彼らは夜行性です。

昼間は陽の射さない、木陰や岩の隙間に潜んでいる。
そして陽が沈むと、あちこちから出てくる訳。

なんだかこっちまで嬉しくなって来ます。

リゾートホテルに宿泊しているセレブたちには無縁の楽しみ。
我曰く、自分と子供たちの「B級レジャー」なんですね。

オカヤドカリは天然記念物なので、許可された業者以外の捕獲は禁止です。
ですから、自分で飼育したければ買ってこなければなりません。

ちょっと矛盾した天然記念物なのですが、この経緯をお話しすると、ちょいと長くなるので今回は省略。

うちでもオカヤドカリは飼育しています。
ヤドカリは今はネット通販で手に入れられます。

自分が子供の頃は、秋祭りに夜店で売っていました。
今ではすっかり影を潜めてしまったけれど、40年前にはマジ売られていたんです。
その頃は、ムシ屋もお祭りで店を出していました。
カブトムシやカマキリ、クツワムシなどが売られていた。
当時は道内にいない昆虫だっただけに、もう大興奮モードで、興味シンシンで眺めていました。

おっと、本題に。

オカヤドカリの飼育のコツ。
まずは暖かくすべし。寒いとあっさり死んでしまいます。これは小型のオカヤドカリほど体力がないせいか、その傾向大。自分はプレートヒーターと紫外線ライトを使用してます。
でも部屋自体が暖ければNo problem。

そして貝がら。なるべく沢山用意すべし、かついろいろなサイズを。
彼らは常に快適なマイホームを探し求めます。
時には他人の貝がらを、その住民を追い出して自分の物にする光景もしばし見られます。
それだけ彼らはマイホーム探しに常日頃夢中なのです。

そして隠れ場所。
できれば育った浜の砂をひいて、そこに自分は流木などを入れて、隠れ家を作ってあげる。
貝がらというマイホームだけではダメなんですね。
たぶん日除けという意味合いも大きいかも。

最後にエサ。
これは、いままでの条件がそろっていれば、なんでも食べるのですが、特に好きな物は
ポップコーン、焼き芋、魚肉ソーセージといったところでしょうか。

先日、ビーチの砂の話しをしましたが、ホントはヤドカリ用にいつも採ってくるんです。
ペットボトル数本に入れて。
やはりサンゴ砂は最高です。
余ったのを瓶詰めに。。。。

仕事が終わり、飼育しているヤドカリをしばらく見ているのがとても好きです。
カタコト、カタコト歩いていろいろな光景を見せてくれる。

それを見ながら、泡盛を傾けながら、一杯やるのもオツ。

日ハム戦も気になるけど、今は旅の余韻を味わう方が先決かな。




0 件のコメント:

コメントを投稿