2018年8月21日火曜日

生き物保護「超後進国JAPAN」


先日、本屋をぶらりと見て回ったとき「おや?」と手にしたのがこの本。

実に悲しい記録本です。
全て人間のエゴが原因。

しかもさらに悲しいことに現在もエゴは改善されていない。
最近では2006年にヨウスコウカワイルカが絶滅しました。
カワイルカは世界に4種類しかいないのに、その1種が地球上からすがたを消したのです。
中国さんは近代化、経済発展化に夢中なのでどうでも良いと考えている人が大多数。

しかしもっとお間抜けな国民は実は日本人なのです。
これだけ自国の国産種を大事にしない国はありません。
例えばニホンイシガメは国外持ち出し禁止にしないと近い将来いなくなります。
合衆国や豪州のように強力な保護を打ち出していくべきなのです。
例えばこの島のクワガタが少なくなったから「採ってはいけません」。これでは問題解決には至らない。採集圧以外にも環境自体を考えていかねばならない。採ってはいけません、と法で決めればそれで良しとする日本の行政の愚かさにはただただ呆れるばかりです。
最近、日本ではコツメカワウソがブーム。密輸までして国内に運んでいます。しかし昔、我が国にもニホンカワウソという愛くるしいカワウソがいたんですよ(まあ、最近になって対馬で発見されたけど、どうも朝鮮半島から渡って来たっぽい)。それを絶滅させて、新たにコツメなどとはバカ丸出し。


他の国から見たら生き物保護「超後進国JAPAN」なのです。

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