2015年6月17日水曜日

こんな初夏の風物詩は御免だぜ


かいかいかいかいかいかい、痒〜い。最近は連日のように外来に4,5人は虫刺されで来る患者さんがいます。
原因はこれ。
ドクガの幼虫。
親も羽の鱗粉に毒があるそうですが、親の被害はほとんど聞いたことはありません。今の時期は圧倒的にこの毛虫にやられます。
先日、チキウ岬近郊に自己調査に行って来ました。
驚いたことに海岸沿いの葉という葉の至る所にドクガの幼虫にいるではないか。
思わずカメラでパシャリ。
毎年恒例とは言え、確実に昔より増えている。生態系バランスが崩れてきている前兆かも。
触れるのは勿論NGですが、この虫のやっかいなところはピンチになると毒毛を飛ばす技を持っていること。ですからいるのを知らずに草刈りなどするとテキメンやられちゃいます。そして痒いので思わず掻いてしまう→ドクガ皮膚炎へ直行。
やられたと思ったらガムテープなどで痒いところに貼り付け毒毛を取り除くのが良いとか。
でもそんな余裕のある人なんていない。思わず掻いてしまうのがヒトの性(さが)。
皮膚炎になったらステロイド軟膏を塗るのですが、こんな初夏の風物詩は御免ですよね。

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