2012年3月12日月曜日

National Glycohemoglobin Standardization Program


HbA1c.jpg


昨年5月27~29日に岡山で開催された第53回に本糖尿病学会年次学術集会で、HbA1cの表記が今年の4月1日より変更になることが決定しました。
これまでの日本のHbA1c(JDS値:Japan Diabetes society値)はアメリカや欧州、韓国、中国を主とする国々で使用されているHbA1c(NGSP値:National Glycohemoglobin Standardization Program値)からすると約0.4%ほど低く出ていたため,諸外国に合わせましょうということらしいです。

4月以降は過渡期にあてられているため,これまでのHbA1cと新しいHbA1cを併記する形になります。

しかし疑問に思うのは、何故今頃になって国際基準に合わせようという事になったのか?です。
最初からNGSP値にしておけば何ら問題も生じなかったはず。
JDS値に拘った理由は何故なのか?

どちらにせよ、当院では混乱を避けるため、旧HbA1c (JDS値)と新HbA1c(NGSP値)を1年ほどは両方とも記載する予定です。


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