2010年3月16日火曜日

日赤搬送

















昨日、某クリニックから紹介された発作性心房粗動の患者さん。
抗不整脈薬がいずれも効かず、さらに血圧が60代まで下降したため、DOA5γをシリンジポンプで持続注入し、救急車で伊達日赤病院に搬送しました。
同乗して行ったため、17時以降の外来はストップ。

緊急搬送の場合は外来はその時点で中止。
待っていた患者さんは薬だけで帰っていただく事もあり、恐縮します。

でも命が大事。

心筋梗塞、大動脈解離、心タンポナーデなどなど。
1年に搬送する機会は10回以上あります。

まあ、循環器疾患を扱っているので仕方ないのですが、それよりも地方の機関病院の医師不足、なんとか改善してもらいたいものです。

伊達赤十字病院も呼吸器科がなくなり、循環器科も常勤医師は2名に減少。
受け入れにも限界があり、室蘭まで搬送する事、多々あり。
困ったもんです。


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