水木しげる先生の作品は子供の頃から大好き。
ちくま書房から出ている「悪魔くん」を昨日読み終えました。
水木作品はゲゲゲの鬼太郎が有名ですが、この悪魔くんを知っている人はかなりの「通」か、それなりの年齢の人。
自分が子供の頃は実写版でTVで放映されていました。白黒です。
名セリフ「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!」は、黒魔術で魔法陣から悪魔を召還するときの言葉。
鬼太郎もそうですが、悪魔くんも作品初期はヒーローではなく、どちらかというと悪役。
いい子ぶって、悪い妖怪や悪魔を退治するようになると、魅力が低下します。
大人も十分読める漫画を描く。
水木先生のモットーなのだと、先日読んだ「ゲゲゲの女房」で奥さんの布枝さんが書いていました。
千年王国は第3使途ヤモリビトにより悪魔くんが殺されてしまい儚い夢に終わりますが、最後に復活します。まるでイエスキリスト。
今度は河童の三平を読む予定。
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