2019年12月7日土曜日

ワタクシ的2019年マンガ大賞


これ。
『ゴールデンカムイ』
明治時代の北海道を舞台にした漫画。
自分は小学生3、4年生の時、当時担任だった美唄小学校の坂井先生という人から北海道の道路は囚人が作ったと聞かされ驚いた。特に国道12号線など道央の道は月形にあった樺戸集治監の囚人が作り、酷使されて死んだ囚人はそのまま路傍に埋められたそうだ。
明治政府はロシア南下に備えて北海道開拓を急ピッチに進める必要があった。
移動に不可欠な道路の完備は優先事業だった訳だ。
この漫画の中心は網走監獄の脱獄囚。
でも樺戸集治監も岩見沢も出てくるのが空知出身の自分にはとても嬉しい。
アイヌの民が和人と対等に、そして美しく描写されていて好感が持てます。
グロい描写もたくさん出てくるけどアニメ化して大丈夫なんか?
ちょっと心配。
まあ、大人のマンガだからおそらく深夜放映すると思うけど。
今は舞台が北海道からの樺太に。
アイヌ語も覚えたよ。
ヒンナ(美味しい)、オソマ(うんこ)。
漫画を通じてアイヌに親近感や理解したいと思う気持ちが湧いてくる実に素晴らしい作品です。

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