先日、自分が小学生の時にお世話になった担任の先生の家(岩見沢)に遊びに行ったときの出来事。
先生の家のとなりにある畑を家族でわいわい散策していると、道内では珍しいアケビの木があります。
「岩見沢でアケビの木はレアだなあ」とアケビを眺めていると蔦だけ残っていて葉がほとんどない!
「ん?」よく見ると目玉模様がついたイモムシがこちらを威嚇しています。
先生、曰く。こいつらが数匹ついて葉を全部食い尽くしたんだと。
ひと目、このイモムシが何者かわかった自分。
先生の許可を得てイモムシすべてもらってきました。
こいつの正体はアケビコノハという蛾の幼虫。
羽を閉じると葉っぱに擬態する蛾です。
擬態するだけでもワクワクするのに、さらにこの蛾。
下の羽は黒とオレンジでおしゃれ。
羽織の外は地味、でも内袖を洒落込む江戸っ子基質丸出しの心憎い野郎で大好きな蛾です。
以前から図鑑でその存在は知っていましたが、本物を見たのは成虫、幼虫とも初めてでした。
おそらく終齢幼虫なのであとは蛹となって蛾になるのを待つばかり。
もちろん成虫はマイ昆虫コレクションとなります。
「お前は子供の頃から生き物のことなら何でも知っているなーあ」と先生は笑ってました。
子供たちも初めてのアケビコノハに目がキラキラ。
さすが先生のところの畑にはレア物がいる、と感心してました。
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