2011年3月26日土曜日

天才たちが愛した美しい数式


























先日、古本屋さんで偶然見つけた一冊。

自分は学生時代に一番好きだった教科が「数学」でした。
北大や医大の教養で習った数学も実に楽しかった覚えがあります。

数学が嫌いだという人はたくさんいると思いますが、それは数学の一面しか見ていないからだと思います。
無味乾燥に見える数式の裏には、数学者たちの人間臭いドラマがあります。
数学は自然科学の「真実そのもの」なのであります。
ここで真実(Fact)といい、真理(Truth)と敢えて言わない理由はLast crusideでジョーンズ博士曰く。
「真理を追究したいものは哲学者になれ」

ゆえに時代とともに褪(あ)せない。
物理や化学などは時代とともに真理と思われた概念が変わって行きますが、数学の概念はユークリッド、ピタゴラスの時代から不変不動ではないでしょうか。


この本を読むと、数学を探求する人がこの世にいたこと、いえ、今でもいることに心底感謝と尊敬の念を払います。


2008年1月7日初版。
この本は今は売っていません。
たぶん絶版。

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