2010年5月28日金曜日

横山大観
















絵を見たり、書いたりすることが好きなんですが、誰の絵が好きかというとやはり横山大観でしょうか。

日本画を革新し近代化を成し遂げた功労者だと思っています。
師、岡倉天心の意を死ぬまで貫いた姿勢は、有名な画家になっても揺らぐことがなく、ただただ敬服。

その大観先生の作品で一番好きなのが、この「夜桜」。
昭和4年制作。
翌年のローマ日本美術展で発表され、当時のヨーロッパ人を驚愕させました。

大観先生の絵の良さは何か?
それは「大胆でかつ緻密な構成、しかし伸びやか」
自分なりの感想です。

夜桜は大倉集古館蔵。
実はローマ日本美術展を企画したのは、ホテルオークラの創業者である大倉喜七郎でした。

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